語学留学は学費が高い点、授業の質の悪さ、学位が取得できない点、長期滞在でさらにお金がかかる点など説明させていただきましたが、どうしても語学学校をしたい方へエージェント選びについてアドバイスさせていただきますので参考にしてください。
まず押さえておきたいのが、語学留学は2種類の学校システムがあることです。1つ目が私立の語学学校(カトリック系の語学学校は私立)、2つ目が公立の大学付属と呼ばれる語学学校です。そのうえで話を進めていきます。
①私立の語学学校のみ扱っていて、執拗に私立の語学学校を勧めてくるエージェントには注意!
留学エージェントにカウンセリングに行くと必ず高額な私立の学校を案内されてしまいます。その理由はお客様を学校に紹介した場合に学校からエージェントに支払われる手数料(1年の留学で平均20万円がエージェントに支払いわれます)です。対し公立学校からエージェントに支払われる手数料は0円です。エージェントは親身に留学相談を行っているようで、実際のところこの手数料だけがほしいがために私立の語学学校を執拗に案内してきます。ちなみに公立エージェントのホームページを確認して私立の学校しか扱っていない場合はカウンセリングを受けるだけ時間の無駄であるといえるでしょう。語学留学のエージェントを選ぶ際は、大学付属と呼ばれる公立の語学学校を扱っているエージェントを選びましょう。ちなみにカトリック系の語学学校は私立となりますのでご注意ください。
②私立の語学学校の学費を割引いてお得と謳うエージェントには注意!
①で説明した通り留学エージェントは私立の語学学校へ顧客を紹介することで多額の手数料を得ています。この多額の手数料の一部を減らし、学費を割り引く業者が増えてきております。たとえ割引をされたとしても、私立の語学学校を選んでいる以上、多額の学費を支払うことになると思ってください。語学留学を行う場合は必ず地方の大学付属のような公立の語学学校を斡旋しているエージェントを選びましょう。公立の語学学校だと2学期で2,500ユーロレベルの学校が存在します。この値段は割引以前に私立の学費と比べて大きく差があるのはお分かりいただけます。
③留学費の内訳を開示しないエイジェントには注意!
留学エージェントのシステムは2つのタイプございます。当社のように手数料をいただいて留学のサポートを行うエージェントと留学費用を総額で請求するタイプです。後者の総額請求の場合、留学にかかる内訳を開示せずに50万円~100万円近くぼられてしまっている可能性があります。必ず学費、住宅費などの内訳を細かくはっきりと開示してもらい、ご自身で学校のサイトに行き実際の学費を確認しましょう。
④出発前の語学レッスン提供を謳っている業者にも注意!
そもそも留学前の語学レッスン無料というのは「虫のいい話」に聞こえませんか?語学レッスン無料である裏には必ず理由があります。言ってしまえば、私立学校へ顧客を紹介することで語学レッスンを無料で提供できるほどの手数料を得ているからです。語学レッスンは留学すればいくらでも受けることができます。それであれば少しでも留学費を安くするほうが賢いと言えるでしょう。何度も繰り返しとなりますが、語学留学は絶対に公立の語学学校を選びましょう。最近カトリック系の語学学校を公立であると偽って商品を販売している業者も見受けられますの注意しましょう。カトリック系の語学学校は私立です。学校名にカトリックとつかない大学付属の語学学校を選んでください。
エチュードアンフランスでは大学・大学院のサポートのみとなり、語学留学準備に付き添える機会はありませんが、語学留学をする方は上記情報を参考にしてください。